前職照会って許されるの???

解雇に伴うご相談を受けていると、次への就職活動に影響するのではないかという事で、退職勧奨に応じてしまったという事を労働者の方からよくお聞きします。


確かに、退職勧奨に応じなかった場合、再就職活動をしていて前職照会された時、辞めた会社に何を言われるか分からないという恐怖はありますよね。


そこで、今日は前職紹介についてのお話しです。
って、久しぶりだな~。お仕事がらみのお話しは・・・。


現在は、個人情報保護法が施行されていますが、この法律が労働者を守ってくれるのでしょうか


守ってくれるかどうかはチョッとビミョ~です。
個人情報保護法自体、前職紹介することを禁止している法律ではありません。


ただ、第3者からの個人情報取得となる前職紹介は、情報取得後、速やかに利用目的を本人へ通知する等必要とされていますので、照会する側は、情報取得時にはちゃんとご本人に言う必要があるわけです。


また、前職紹介に応ずる側としては、個人情報保護法23条1項で「個人情報取扱事業者が個人データを第3者に提供する場合、本人の同意を必要とする」と定められていますので、ご本人が回答の可否を伝えることができる唯一のチャンスのはずなんですよね。


という事で、この法律のビミョ~なところはとは、つまりココ


「個人情報取扱事業者」とは、個人情報データベース等を事業の用に供している者で、過去6ヶ月以内にこの個人情報によって識別される個人の数が5001人以上の者とされているため(個人情報保護法第2条 他)、対象になっていない会社であれば・・・・